完治しなくても「良い状態」を保つことはできる!

完治しなくても「良い状態」を保つことはできる!

 

「酒さ(しゅさ)」は、鼻や頬など顔の中心部分がほてった様に赤く見える症状です。

 

まるでお酒を飲んだ様に見えるのですが、顔の表面にある毛細血管が拡張して周囲に炎症を引き起こす皮膚の疾患です。

 

酒さは症状により3つのレベルに分けられます。

 

 

<第一度>

顔の中心部が常に赤くなり、いわゆる「赤ら顔」になります。

 

<第二度>

顔の広範囲に渡って赤みがあり、ニキビの様な発疹ができます。

 

<第三度>

皮膚の組織全体が赤くなり、皮脂腺が拡張するので鼻が赤く大きく見える様になります。

 

酒さは非常に治りにくく、医師によっては「完治は不可」と言い切る人もいます。

 

しかし上記のうち第一度・第二度のレベルならば、早目に治療を受けることで飲み薬や塗り薬で改善が可能です。

 

加えて生活習慣を見直したりレーザー治療を受けるなどをすることで、赤みのレベルを抑えることができます。

 

完治はしなくても、さほど目立たない「良い状態」を保つことは可能なのです。

 

 

酒さのおすすめ改善方法!

 

酒さは慢性の皮膚疾患ですので、自己流で治すことは困難です。

 

間違った方法でケアをすると、悪化して鼻に無数のコブが出来た様になってしまう可能性もあります。

 

病院通いはしたくないという人も多いでしょうが、症状が悪化する前になるべく早く医師の治療を受けましょう。

 

皮膚科では、飲み薬としては抗生物質、塗り薬として抗菌クリームを処方されます。

 

但し第三度まで進行すると、鼻の形成手術を勧められることもありますので、とにかく放置しないことが大切です。

 

そして医薬品による治療の他に、最近では医療機器による以下の様な治療も行われています。

 

 

レーザー治療

 

レーザー治療というと、シミ治療や脱毛に使用されているイメージがありますが、様々な種類があり、皮膚疾患の治療に効果があるレーザーがあります。

 

酒さは毛細血管が拡張する病気ですので、毛細血管を収縮させて赤みを減少させる効果のあるレーザーを使用します。

 

「ダイレーザー」は、皮膚の組織へのダメージが少なく、毛細血管に働きかけます。

 

「Vビームレーザー」は、冷却装置が搭載されている機器で、皮膚組織へのダメージをより少なくすることができます。

 

 

顔にレーザーを照射すると、ゴムではじかれた様な軽い痛みがあります。

 

皮膚の内部に働きかけるので、施術直後は肌が熱を持って赤みが強くなったり、軽い内出血がある場合もあります。

 

しかし赤みや内出血は自然に吸収されていき、消えていきます。

 

施術の回数は酒さのレベルにより違い、1度で良くなる人もいれば1ヵ月〜2ヶ月おきに数回施術を受ける人もいます。

 

 

フォトフェイシャル

 

フォトフェイシャルは、美容エステで良く知られています。

 

IPLという光を使用するのですが、レーザーよりも波長が広く、肌への刺激が少ない治療法です。

 

効果はレーザーと同様、赤い色に反応して血管を収縮させる効果がありますが、波長が広い分痛みが少なく、翌日になれば赤みも引いていることが殆どです。

 

 

食生活でもスキンケアでも継続することが大切!

 

投薬や機器による治療を受けながら、更に食生活やスキンケアに気を配ることで、酒さをより改善させることが可能です。

 

 

刺激性のある食べ物は避ける

 

酒さの症状がある人は、肌への刺激が強い食べ物を避ける様にしましょう。

 

「アルコール・カフェイン」「香辛料」「糖質」は、胃腸に負担をかけてその影響が肌に出易い食べ物です。

 

健康肌の人でもコーヒーを飲み過ぎたり、激辛な食べ物ばかりを食べているとニキビや肌荒れを起こします。

 

刺激物あなるべく避けるか、適量摂取を心掛けて下さい。

 

 

紫外線をカットする

 

紫外線は肌への刺激が強く、酒さが悪化する原因になります。

 

夏だけではなく冬場や曇り、雨の日でも紫外線は地上に届いていますので、必ず対策を立てておきましょう。

 

 

温度差が激しい場所に注意する

 

人の肌は温度差が激しいと刺激を感じます。

 

特に真冬に厳寒の屋外から暖房の効いた屋内への出入りを繰り返すと、酒さが悪化する可能性があるのです。

 

顔への寒暖差の刺激を最低限にして、自転車に乗る必要がある時にはマスクを使用する様にしましょう。